米国の原油在庫統計

http://tonto.eia.doe.gov/oog/info/twip/twip_crude.html
米国エネルギー情報局(EIA)が毎週発表している原油在庫統計。「Crude Oil Stocks」、more dataをクリックすると1982年からの長期データがタダで入手できる。

 北米の石油需要は世界の3割の一方、生産量は減ってきており、現在の米国では消費の半分しか自前でまかなえてない。つまり輸出比率が上がってきているので、ここの在庫動向は非常に注目されている。
 歴史的にみたら、原油在庫は90年の湾岸戦争時をピークに減少傾向。現在の300万バレルは長期スパンでみると平均的な水準、特筆すべきことはない。やはりこの指標は短期指標。アナリスト予想との微妙な乖離が変動をもたらすとみたほうがよさそう。

参照
http://jp.reuters.com/article/wtInvesting/idJPnJS821336220080717
米原油在庫がアナリストの予想外に増加し価格大幅下落、輸入増や燃料需要の低迷で」(ロイター)